車輪の国、向日葵の少女
※子供はダメヨ
あれだけ「やれよ!」と言われてたのですが、結局やらなかったので、今頃やる事に。
■概要
いつもどおりwikiから。
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日本によく似たとある架空の国のお話。その国では罪を犯すと懲役に代わり、その罪に応じた「特別な義務」が科せられ、その犯罪者は「特別高等人」という超法規的存在によって更生指導される。主人公・森田賢一はその特別高等人を目指す候補生である。最終試験の課題として、田舎町にいる三人の少女を更生するよう指示されるが……。
全5章からなる構成であり、シナリオは伏線を幾重にも張り巡らし「社会」「人間」をテーマに描かれている。
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G線上の魔王と同じように進みます。
とても個人的な意見ですが、タイトルにあまり重みがなかったです。
シナリオに絡んできたのは僅か。
■システム
ジョイパッド対応。
G線上の魔王と同じように、章ごとに分かれてる感じです。
今更ですが、本当ならG線って「ゲーセン」って読むべきなんですね。
ただ、「線」って読み方が日本語の時点で、アルファベットの読み方を外国風にするのは、なんか変ですね。
■シナリオ
シナリオですが、何というべきか。
気になったことをいくつか。
>その国では罪を犯すと懲役に代わりの罪に応じた「特別な義務」が科せられ
とありますが、ぶっちゃけの義務も破れば収容所に送られます。懲役と変わらん。
更生させたい・日本とは違うというなら、義務破ったら殺すぐらいの設定でもよかったかも。
G線上の魔王をやった後だからかもしれませんが、
G線上の魔王と同じようなストーリーだなと思ってしまいました。
ただ人物の配置を替えて、最終的な敵を少し違うものにした感じ。
たぶん、
G線上の魔王を後にやっていればこんな事にならなかったかも。
世の中だと、
G線上の魔王よりも、発売時期が早いこのタイトルのほうが評判が良いのは、もしかしたらそういう理由もあるかもしれません。
私は先にやった
G線上の魔王のほうが好きですね。
ただ、似ているとは言っても良い作品です。今までやらなかった事を後悔したぐらい。
G線上の魔王とは違い、ルートが派生してENDするのではなく、
共通ルート(どこかで特定の子とキャッキャウフフする)
↓
5章終了
↓
Afterでくっつく
みたいな感じなので、各々のルートには期待しないほうがいいかもしれません。
■所要時間
30時間ほど。一周したら3時間ぐらいで残りを回収可能。
■キャラ
・森田賢一
モリケン。今更ですが、主人公の顔って、どれも似たような物に見えてきます。
・日向夏咲
「恋愛できない義務」の人。
個人的に、あまり好きではないキャラ。
なんで大きくなっちゃうんだよ!
どうでもいいですが、「恋愛できない義務」は、異性と触れなければいいという話ですが、百合なお方はどうなるのでしょうか、アッー!!な方はどうなるのでしょうか…。
・三ツ廣さち
「1日が12時間しかない義務」の人。
義務聞いて、12時間は寝てなければいけないと聞いて、
「え?それ天国じゃね?」
と思った私はダメ人間。
寝るとは言っても、睡眠欲が満たされるわけではないそうです。
主人公曰く元気系。
・大音灯花
「大人になれない義務」の人。
政府が家庭にまで介入するとこうなる、って話なんですが、これは絶対ないです。
というか、作中でも
「そんなつまらん犯罪者に高等人がつくほど人材は余っていない」
みたいな事言ってるのに、これは無いんじゃないかなあ…。
・樋口璃々子
「極刑」の人。
やばい。これは良い。かっこいいお姉さん。
この作品の中では1番好きです。
・南雲えり
この作品の中で1番不憫な人。というか、名前すら覚えてもらえてないんじゃないかな。
・まな
ムァヌーさん。
成長まなはひじょうに良いです。
・磯野一朗太
幼少期が少年時代のアカギに似ている気がする。
・大音京子
あー、うん。
・法月将臣
見て真っ先に
君望の崎山健三が浮かんだ。
若本なので、なんか緊張感がない。
■音楽とBGM
OP。
■絵
日向夏咲の立ち絵がちょっと怖いかなあ。
その他は良い感じです。
■総合
散々、名作だからやれと言われていましたが、何だかんだ今更になってしまいました。
個人的に、とーかさんのお母さんはやばいと思いましたね。
楽しかったので、2日で終わってしまいました。
とりあえず迷ったらやっとけな逸品です。