■概要
これ参照。
■システム
『領土争奪SLG』って事で、アリスソフトさんが作っているような自軍領土を広げていくゲーム。
侵攻・防衛は二人一組となり、一拠点にその一組しか滞在する事が出来ない。
二人の役割は前衛・後衛で分けられるが、特にやる事は前衛後衛で変わらない。
詳しくは公式サイト見れば載っている。
主要キャラが死んだ場合はゲームオーバーだけど、死んでもストーリー進行に支障が
無いキャラは普通に死んだままとなり、サブイベントが起こらなくなったりするので注意が必要。
■シナリオ
基本はお馬鹿ゲー。
ルートはいくつかあるけど、晴明ルート以外は途中までほとんど同じ。
本気で侵攻すると全部のイベントを見る前に終わってしまうため、
なるべくゆっくり侵攻する事をオススメする。
(タタリ平野は一部ターン制限あり。ゲームオーバーにはならないけど…)
熱い展開もあり、テンポが良いため最後まで楽しくやれました。
ただ、晴明ルートは意外とあっさり終わってしまって拍子抜け。
■所要時間
40時間程。
■キャラ
・芦屋道満
主人公。
言われてる程オチコボレではない。
・藤原顕光
アホの子あっちゃん。今作ではかなり好きなキャラ。
アホの子でも強い。
・大江朱・
「名前が文字化けしてる?」って思った。朱・さん。
かなり強い鬼という設定。
その設定の割には…。
・安倍晴明
ちゃんと攻略できるので安心して下さい。清明さん。
罵倒が凄い。そこまで言わなくてもというぐらい言ってくる。
・藤原道長
おっとり系お姫様。道長様。
一瞬だけ仲間になるんですが、「そんなに強くないだろうなー」と思っていたけど、半端じゃなく強い。
■音楽とBGM
OP。内容が真面目そうに見えますね。
■絵
『ひのまるっ』の人ですね。
癖がありますが、私はとても好きです。
■総合
良い物に仕上がっていると思います。
致命的なバグがあるので、これから始める場合はパッチを当てたほうが良いです。
シキガミの何が凄いかって、ドット絵が凄い。動きまくる。
汎用キャラ以外の戦闘キャラ全てに戦闘用ドット絵があるとか、頑張り過ぎだろう…。
戦闘パートは簡潔で個々の能力もそうですが、「いかに有利な状況で戦うか」というゲーム。
が、最終的には回避ゲーになり、回避さえ出来てしまえば何とでもなるゲーム。
一つ気がかりだったのが、初期に仲間にした味方はレベルが低く、育てないと後半は
使い物にならない中、中盤に仲間になるキャラは最初からレベルが高く、どうしても
初期のほうで仲間になったキャラは使いづらい状況になってしまう所。
戦闘に期待している人はガッカリするかもしれない。
キャラクターについては魅力的なキャラが多く、というかキャラが多い。
キャラが多い弊害か、サブキャラについては色々ストーリー上のイベント等が
薄くなっていますが、サブイベントな形で交流が出来るため、そこで補完する。
前作の『俺サマのラグナRock』と比べ、かなり良い物になっています。
シキガミみたいな感じで、次回作も製作して頂けるととても嬉しい。