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ALcot ハニカムさんより『Dang!Dang!団地妻 -わたしだけの旦那さま?-』
2013年 03月 11日 |
ALcot ハニカム 『Dang!Dang!団地妻 -わたしだけの旦那さま♥-』 応援中!
ALcot ハニカムさんより『Dang!Dang!団地妻 -わたしだけの旦那さま?-』

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わたしの将来の夢はね、団地妻になることなの――

藤堂隼人はごく普通の学園生。 少し違うところがあるとすれば、両親が遺産として残したマンション群……。
いわゆる “団地” のオーナーであり、管理人的役割をすることで生計を立てていることだった。

ある日、住人の募集をかけることになったのだが、そのパンフレットの文面を考えている時に幼い頃の思い出が蘇る。
「わたしね? 団地妻になるのが将来の夢なの」
隼人にとっては幼い初恋の相手の言葉だった。

なぜ思い出したのか分からないが、勢いに任せて冗談任せに募集欄に書いてみた
『団地妻募集中。お相手は、マンション管理人・藤堂隼人』

不況のせいか、入居者の集まりも今ひとつ。
しかしもう一度広告を出そうとした矢先に、隼人の部屋の電話が鳴る。

「あの。チラシを見てお電話したんですが」
「はい。今なら空きはありますよ」

入居希望者が現れたことに喜ぶ隼人。 だが……

「よ、よかったです。これで、わたしの願いが叶います」
「へ?」
「不束者ですがよろしくお願いします。 これで、わたしも念願の団地妻ですね!」

冗談で書いた文言にまさかの希望者。
とりあえず会ってみようと思う隼人だったが、待ち合わせの場所に現れた少女に驚きを隠せない。

転校で分かれてからもう10年…… それは、紛れもなく、あの初恋の少女だったのだ。
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2013年04月26日発売です。
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