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あっぷりけさんより『Re:birth colony -Lost azurite-』
2012年 08月 12日 |
『Re:birth colony -Lost azurite-』を応援しています!
あっぷりけさんより『Re:birth colony -Lost azurite-』

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「この閉じた場所ではなく、世界の全てに行きたい」

500年ほど昔、地球に5つの隕石が近づき、五大流星雨 (5thスターレイン) と呼ばれる大災害が発生し、辛い冬の時代が訪れた。
人類は地下や海底、または地表に造られた “アーコロジー” と呼ばれる建造物へと移住し、地球の環境が再生する日を待ち続けていた。
――外は人の住めぬ不毛の地。
平和な箱庭であるアーコロジーに住む人々は、外への興味を失っていき、いつか帰る場所という意識を徐々に無くし、その自分の住む世界のみを見るようになっていった。

舞台はアーコロジー 『アクアリウス』。
かつて国際中立研究機関として建造された人工島は、人々を収容するアーコロジーとして姿を変え、そして500年の年月を経て全く違う形へと変貌していた。
中央と外周。 富を持つ者と貧しい者。 多くの意味で二極化した社会がそこにはあった。
そこに住む青年・竜胆蒼司は貧しい者の住む外周区で生まれ育った孤児であった。
彼はその孤児院で、恩師である青色をした女性と出会った。
彼女は博識で蒼司に多くのことを教えてくれたが、しかし彼女は蒼司とその姉を救い、姿を消してしまった。
その女性を救えなかった蒼司は、それから力を求めるようになる。 弱い子供の自分が許せず、この街で通用する力を。
力を求め続ける蒼司は、それが正しいと信じていた。

そんな蒼司の前に、消えてしまった彼女にそっくりの少女が現れる。
――アズライト。 10年近く前に消えたままの姿、そして同じ名前の少女が。

貴族と犯罪結社、中央と外周、過去と現在。
二重構造の箱庭の中で力を求める少年に訪れた出会い。
この日を境に、歪みを抱えたアクアリウスは終わりを始めていく――。
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2012年09月28日発売です。
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