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【レビュー】紙の上の魔法使い
2015年 01月 01日 |
ウグイスカグラ『紙の上の魔法使い』



○概要
非日常的と思わせて、物語を通して見ると意外と日常的。
ドラえもんの「もしもボックス」(機能限定版)があったらどうなるかという感じ。

○シナリオ
序盤でミステリーを語る事が多い事から、その類かと思っていたけど、そんな事はなかった。
作中でも語られる通り、良いミステリーは読めば必ず解答が出るようになっているという具合に、本作がミステリーかどうかは別として、全部事前に予想が付く展開。
だけど、ヒントが多過ぎて、わざわざ予想させられているのだろうなという気持ちにもなる。

○キャラ
全員、一貫してぶれないのが凄い。
良い意味で、予想外の行動を起こさない。

○良い点
・本毎の区切りがメリハリとなり、飽きを起こさせない
・とにかくキャラがぶれない。「なんかぶれたぞ?」って思っても、ちゃんと説明がある
・妃ちゃんのボイスがえろい。

○悪い点
・舞台裏を投げっぱなし。あまりにも闇子についての描写が少ないと思った
・遊行寺家について、本以外の設定がテキトーすぎる。ファンディスクでも出してくれるのかしら?(期待)
・クリソベリルちゃんルートがないのです

○総合
悪い点で挙げている通り、当事者以外の描写がとても少ない。
あったとしても、「こんな事があったのさ」程度の描写しかないのだけど、そういうコンセプトなのだとしたら致し方ない。
良い点で挙げている通り、飽きずに最後まで突っ走れる。

悪い点としては、要所要所において、他の良作品と比べると、安っぽいと思えてしまう。
どんでん返しが全く無い。全部予想が出来る内容。

「ちくしょー、だまされた」という読者と、「やっぱりそうだったのか」という読者を二分するぐらいの物語を書きたいのか。
今のままだと、「やっぱりそうだったのか」が10割になってしまいますからね。

そして何よりも、何だかよくわからないロリ魔法使いが出てきた時。
これさえなければなあというぐらい、何だか残念な感じ。
いや、ロリ魔法使いが居るのは問題ない(私得)として、舞台上の人物の前にいきなり現れて、あーだこーだするのは問題だと思う。

ここまで良い作品なのに、未だにクリソベリルの存在については「なんで?」が付きまといます。
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